北川臨時代理大使の三菱自動車「L200」モデルの現地組立開始式典出席

令和4年7月12日
    2022年7月12日、北川裕久臨時代理大使は、ケニア大統領府で行われた三菱自動車「L200」モデルの現地組立開始式典に出席しました。式典には、ウフル・ケニヤッタ大統領、デイビッド・オシアニー産業化副長官、三菱自動車関係者が出席し、大統領による試験走行も行われました。
 
    北川臨時代理大使は、「L200モデルが組立されるモンバサの町は、港や経済特区の開発等を通し、日本政府が最も注目しているエリアであり、今回の新車種の組立は、製造業の振興だけでなく、モンバサ郡の雇用創出にも寄与する。」と述べました。
 
    ケニヤッタ大統領は、三菱自動車、ケニアでの販売代理店であるSimba Corporation及び組立工場を運営するAVA Ltd.に謝辞を述べると共に、「自動車の現地生産は私自身が掲げてきた目標の一つであり、このために必要な国家自動車政策(National Automotive Policy)実行のための協議会(Council)を、私の任期中に開始したい。」と述べました。
 
    オシアニー産業化副長官によると、自動車産業は直接・間接雇用を合わせてケニアで10万人の雇用を創出しており、また業界全体で年間300億ケニアシリング(1ケニアシリング=約1円)の税収に貢献しています。