ケニアの若手公務員12名が日本の一流大学修士課程に留学

令和5年8月17日
    2023年8月17日(木)、岡庭健大使は、公共サービス・ジェンダー・アファーマティブ・アクション省人材開発局デビッド・ンジョロゲ局長と、第3期JDS奨学生の壮行会に出席しました。
 
    日本の人材育成奨学計画(JDS)プログラムの第3期生として、ケニアの若手公務員12名が日本の大学の修士課程で学ぶために選出されました。
 
    JDSプログラムは、日本の一流大学大学院で学ぶ機会を提供することで、ケニアの若手公務員の能力強化を支援し、ケニアと日本のパートナーシップを強化するものです。
 
    現在、ケニア若手公務員19名が日本の大学で学んでおり、そのうちの2名は、2020年と2021年のJDSプログラムの支援を受けて修士号を取得した後、すでにケニアに帰国しています。

JDSプログラムについて:

    JDSプログラムは1999年に始まり、当初は市場経済に移行しつつあるアジア諸国の若手公務員を対象としていましたが、時間の経過とともに、より多くの国がプログラムに参加するようになり、現在は世界19ヶ国で実施されているプログラムです。ケニアは、アフリカでこのプログラムに参加している2カ国のうちの1つです。
 
    JDSプログラムは、参加各国の優先開発課題に応じて、主に社会科学の様々な分野で日本の一流大学から修士号を取得する機会を奨学生に提供しています。また、限られた数の博士課程への進学も支援しています。