ケニアの若手公務員13名が日本の一流大学修士・博士課程に留学

令和6年8月6日
 2024年8月6日(火)、岡庭健大使は、日本の大学院で学ぶために選ばれた13名のケニアの公務員に向けた壮行会に出席しました。これらの若手公務員は、日本政府が拠出する人材育成奨学計画(JDS)の第4期生となります。
 
    これら13名の奨学生は、12名が修士課程、1名が博士課程を日本の大学で取得します。
 
    JDSプログラムは、日本の一流大学大学院で学ぶ機会を提供することでケニアの若手公務員の能力強化を図り、ケニアの開発への貢献を目指すものです。
 
    現在、ケニア若手公務員20名が日本の大学で学んでおり、11名は既に留学を終えてケニアに帰国しています。
 
JDSプログラムについて:
    JDSプログラムは1999年に始まり、当初は市場経済に移行しつつあるアジア諸国の若手公務員を対象としていましたが、時間の経過とともに、より多くの国がプログラムに参加するようになり、現在は世界20ヶ国で実施されているプログラムです。ケニアは、アフリカでこのプログラムに参加している3カ国のうちの1つです。
 
    JDSプログラムは、参加各国の優先開発課題に応じて、主に社会科学の様々な分野で日本の一流大学から修士号を取得する機会を奨学生に提供しています。また、限られた数の博士課程への進学も支援しています。